こんにちは、武蔵小金井ハル犬猫病院です。
犬に付着していたマダニを手で潰してSFTSウイルスに感染して発症した例がNHKニュースウォッチ9で報道されました。
その概要は以下の通りです。
愛媛県に住む62歳の男性が今年6月に倦怠感を訴えて入院しました。38℃の高熱がなかなか下がらず、食事もできなかったため5週間で体重が10kg減少しました。左眼にウイルスが原因と思われる炎症がおき、緊急手術にも関わらず失明しました。
その男性は、入院する1週間前に飼い犬に付いたマダニを複数匹、手で潰したと話しました。男性が受診した松山赤十字病院の血液検査によってSFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウイルスが原因であると確認されました。
マダ二の活動は、夏から秋にかけて最も活発化しますので、みなさんも十分お気を付けください!特に草むらや山へ散歩に行かれる方は予防をきっちり行ってくださいね!!
武蔵小金井ハル犬猫病院
獣医師 鬼木