こんにちはっ!
武蔵小金井ハル犬猫病院です。引き続き、狂犬病予防について書かせていただきます。今回は飼っているワンちゃんが人を噛んでしまった等で、人の体に危害を加えたときのその飼い主様の対応についてです。
もし、飼い犬が人を傷つけてしまったら・・・
■ 事故発生の時から24時間以内に「事故発生の届出」をする
■ 咬傷事故の場合は、事故発生の時から48時間以内にその犬の狂犬病の疑いの有無について、獣医師に検診させること(咬傷犬検診)
以上が義務付けられています!
[東京都動物の愛護及び管理に関する条例第29条]
事故発生時の届出先
23区 | 飼い犬による事故:区保健所 飼い犬以外の動物(放浪犬、犬以外の動物) による事故:動物愛護相談センター |
多摩地域 | 動物愛護相談センター多摩支所 |
八王子市 | 八王子市保健所 |
町田市 | 町田市保健所 |
島しょ地域 | 島しょ保健所 |
(注) 特定動物による事故:
23区 動物愛護相談センター
多摩地域 動物愛護相談センター多摩支所
以上になります。
現在、日本国内では狂犬病の流行は確認されていませんが、アジアを含む海外での発生は多いため
万が一、国内にウイルスが持ち込まれた際にワンちゃんのみならず、
人で発症した場合には救命手段が無く、ほほ100%の人が死亡すると言われております。
大切なワンちゃんを守るのはもちろん、飼い主様の命を守るためにも狂犬病予防注射の接種をおすすめします。
今年の狂犬病予防注射の時期まではあと少しありますが、ご不明な点があれば当院までお気軽にお問い合わせください