こんにちは、武蔵小金井ハル犬猫病院です。
6−7歳を越えた犬のお腹が出てきた時、「歳もとってきたし、お腹がでてきたな~」なんて感じていませんか?
犬が歳をとって、ヒトの中年太りのようにお腹が出てくることは通常ありません。
もちろん、単なる肥満のケースもあるとは思います。
しかし肩周りは太ってないのに、お腹だけが出てきた時には「クッシング症候群」や「お腹の中の巨大なできもの」を考慮する必要があります。
「クッシング症候群」は体内の副腎からステロイドホルモンが分泌されすぎることで起きる変化で「よく水を飲んでおしっこを大量にする」「暑くもないのにハァハァいう」「毛が細くなって抜けてくる」「お腹がでてくる」といった変化をもたらします(他にもいろいろありますが・・・)。
また、お腹の中のできものは、発生する臓器によってはお腹がポッコリする以外何の症状も出ない場合もあります。
不自然にお腹が出てきている場合は一度動物病院にご相談ください。
獣医師 鬼木
小金井・国分寺・府中・小平からもアクセス良好な動物病院
武蔵小金井ハル犬猫病院
小金井市貫井南町2−15−11