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お腹がゴロゴロなって、食欲がなくなる原因とは?2021 09/17

こんにちは、武蔵小金井ハル犬猫病院です。

今回は来院された症例のご紹介です。

 

【症例】
トイプードル、避妊メス

 

【経過】
週に一回程度の頻度でお腹がゴロゴロなって食欲がなくなることを繰り返していましたが、血液検査やエコー検査などでは異常は何も見られませんでした。

 

【診断】
最終的に全身麻酔下で内視鏡検査を実施し、腸粘膜の病理検査結果と今までの経過から炎症性腸疾患(IBD)との診断になりました。

上記診断に基づいたお薬を開始することにより症状は速やかに消失し、体調も安定するようになりました。

 

【慢性胃腸炎とは】
慢性胃腸炎には様々な原因がありますが、詳しい検査を進めても原因が特定できない場合を慢性腸症と呼びます。

 

慢性腸症は、食事の変更や、適切な投薬によって症状が改善することもあり、今回もお薬の調整によりに体調を維持できています。

 

このように、ずっと続いていた症状でも適切な検査と治療により改善が期待できる場合があります。一方で、下痢をするだけ、たまに吐く、などのなんでもないような症状でも長く続くようであれば悪性腫瘍などが隠れている場合もあり、それらの確認には最終的に内視鏡検査をしなければ分かりません。

 

ちょっとした下痢や吐き気でも3週間以上持続するような症状が続くようであれば、まずはご相談ください。

 

獣医師 酒井

内視鏡検査