どうぶつの病気は、本人が言葉で伝えられない分、早期発見、早期治療が大変重要です。
特に目の病気は進行の速いものが多く、早期に適切な診断と治療が必要なことが多いです。
もちろん治療の必要性の低い異常もありますが、手遅れになると治療が困難になる病気が多いため、眼異常に気付いた際には早めの対処が重要です。
どうぶつの病気は、本人が言葉で伝えられない分、早期発見、早期治療が大変重要です。
特に目の病気は進行の速いものが多く、
早期に適切な診断と治療が必要なことが多いです。
もちろん治療の必要性の低い異常もありますが、
手遅れになると治療が困難になる病気が多いため、
眼異常に気付いた際には早めの対処が重要です。
眼の構造
当院ではそのまま見て観察する(視診)以外に、以下の追加検査を必要に応じて行っております。
角膜上皮の状態をチェックするために行います。
いわゆる「眼のキズ」はこの検査によって、小さなものでも確認できます。
フルオレセイン染色
シルマーティア検査
トノ・ベットによる眼圧検査
スリットランプ検査
正常な犬の眼底
眼の超音波検査画像
犬や猫で、よく見られる眼の病気のご紹介します。
角膜腫瘍
前部ブドウ膜炎
義眼挿入後の眼
眼球の内容物を除去し、シリコンのインプラントを挿入する手術。
メリット:術後の顔貌の変化が最少。
デメリット:術後数週間の点眼、内服が必要。まれに乾性角結膜炎(KCS)を発症することがある。
硝子体(眼球内)にゲンタマイシン(抗生物質)を注射し、毛様体を破壊して眼圧を低下させる方法。
メリット:短時間で終了する処置で、コストも最少。
デメリット:薬用量の調整が難しく、複数回の投与が必要になったり、過剰投与では眼球瘻(がんきゅうろう:眼球がしぼんでしまうこと)となることがある。
まぶたを含めて眼球を全て摘出する手術。
メリット:抜糸が完了すれば、全ての治療が終了する。
デメリット:顔貌の変化が大きい。(術後にシリコンのインプラントを入れることで、顔貌の変化は軽減できます。)
白内障