猫、10歳(推定)
レントゲン撮影で肺の一部にできものが見つかりました。できものに細い針を刺して細胞診を実施したところ、炎症細胞と壊死組織が観察されました。お薬で改善しない状態が続いていたため、根底に腫瘍などが隠れていないかの確認と治療の目的で、CT撮影と肺の摘出手術(右前葉・後葉の切除)を実施しました。
気管支腺癌、気管支炎
手術のあと、食道チューブを設置して栄養管理を行いました。その後、咳はおさまり元気食欲も出たので、食道チューブを除去しました。術後の組織検査でガンが検出されたので、補助治療として抗がん剤の投与を実施しています。